Dr. Randolph Stone’s Polarity Therapy : The Complete Collected Worksを読む(第3回)

Polarity Therapy : The Complete Collected Works

序文(3)

各生命体の感覚膜は、これらの微細な潮流が伝達する媒体として、段階的に降りていく受信機として作動する。これらは、生命の5つの川であり、マインドのエネルギーであり、空的なセンターから流れ出ている。これらは、五感と呼ばれる感覚潮流、及び、五感の信号を表現するための5つの別個の運動潮流として、5つの物質のフィールドを通して表現される。これらの潮流によって、私たちはこの物理的な世界に、住み、活動し、存在を保っている。

 身体における生理的、心理的な幸福のバランスは、身体の内側にある5つの川が調和し、バランスよく流れることによって保たれている。言い換えれば、どの川の土手も氾濫させてはならないし、どの川に障害物があってもならない。すべてのエネルギーは、この物質世界において文字通り神の神殿である肉体の中の魂としての一人一人のために、適切にバランスされ、方向付けられるべきである。知的かつ建設的な進歩を遂げるためには、自分自身を知ることが人間には不可欠だ。存在の内側の重力と軸のバランスとして、すべての機能は、自身のエネルギーと意識のセンターと、バランスされ、リズムのある関係でなければならない。外側の重力は、生命力の関係との内側の歪みの指標に過ぎない。自身の中心とのバランスが崩れていれば、外側の重心とのバランスも崩れている。

 多くの医師は、なぜ私がこの療法をより微細なエネルギーの観点から説明することを強調するのか不思議に思っていて、平凡な知性にはついてくるのが少し難しいようだ。彼らは「なぜこれまで教えられてきたような椎間板障害の理論を受け入れないのか?」と言う。この『ヒーリングアートにおける新しいエネルギーの概念』と他との違いは、原子的なエネルギーの応用と、機械的な、てこの応用との違いに似ている。この素晴らしさは、この新しい概念は、ひとたび原理を理解すれば、どのような手法を使っているかに関係なく、どんな治療家にも恩恵があることである。

 エネルギーの原理は、その概念において原子的であり、未来の科学である。いま理解しようとしなければ、後になってやむを得ず学ばなければならなくなるかもしれない。機械的なアプローチはこれに比べれば全く時代遅れである。治療的な研究の有効性のために最先端でありたいのならば時代の傾向に追いついて力学や化学の枠を超えて進んでいかなければならない。

 永続的な結果は、生命の道を辿っていくほかないが、生命の表現の、どの一本の枝の線を辿っても、それは完全でもなければ、すべてを網羅するものでもない。生命はひとつのものである。そこに到達するためには、私たちは奥深い所へと進まなければならない。5つの感覚と5つの運動表現のすべてのエネルギーフィールドは、生命の川であり、一つの生命の中心または太陽の原理に入るために建設的に使われなければならない。これらはそこから流れ、物質の世界と意識とを結び付けるためにマインドの流れとして顕現する。生命とは、あらゆる理解領域へのアプローチなのである。

 このコースの目的は、病気の治療におけるこれらの潜在的要因について、ヒーリングアートのすべての分野を包含する、より微細なワイヤレスエネルギーの観点から、理解を確立することである。このエネルギーは、受胎時に、精子からプラスの電流、卵子からマイナスの電流として体内で発生する。

はじめに(1)に続く

協会名日本ポラリティセラピーサポート協会|Japan Polarity Therapy Foundation
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電話番号080-3762-4042
営業時間9:00~18:00
代表者名早志享子(はやしきょうこ)
メールアドレスpolarityschoolofjapan@gmail.com