Dr. Randolph Stone’s Polarity Therapy : The Complete Collected Worksを読む(第2回)

Polarity Therapy : The Complete Collected Works

序文(2)

フィールドまたはオーバルは、生命潮流、生命呼吸としての5つの「プラーナ」、5つの段階的に下がっていく感覚潮流が作用する空間の境界領域であり、中心(センター)と呼ばれる、より微細な物質のアーマチャー(電機子)を作用し、構築し、そこを通して、特定の感覚や信号は自由に流れることができる。脳のように、頭蓋骨のような硬い殻によって中心(センター)が守られているのはそれが理由である。胸部では、心臓と肺が、肋骨、胸骨、脊柱の骨組みによって守られている。

 「マヤ」の空間物質に、力の線によって刻み出されたこれらのオーバルフィールドは、古代の書物では「タットヴァ」(Tattwas[tattvas])と呼ばれていた。なぜなら、オーバルフィールドは、それぞれ密度と振動率が異なる5つの等級の物質で構成されているからである。

 固体の炭素、甘いもの、脂肪、でんぷんは、土の元素と物理的な重さの等級に属している。嗅覚は、物質の中と物質を通して、匂いとして感覚機能を表現する。力学と、てこの作用が、この分野だ。

 塩、液体、水素は、化学の基礎であり、水の元素と呼ばれ、味覚に関連している。鑑賞や興味は、その感情的な表現の場である。生殖の原理は、水車のように、感情の化学であり、生命が更新されていく機能である。

 酸素のような、気体、窒素、酸味のある物質は、風の元素と呼ばれた。感覚、選択性、触覚と関連している。美しさ、優しさ、質がその尺度である。注意点は、達成のパターンエネルギーとしての精神的な表現である。

 硫黄と苦味は、刺激的な物質として、火の元素と呼ばれていた。上方では目においての視覚の力であり、身体の中央部においての消化と熱の火であり、四肢においての運動信号、特に走るための信号である。腕や手においては、技巧の表現である。活力に満ちた身体における機能と作用のエネルギーである。活力と原動力がその性質である。

 「アーカーシャ」(Akash[akasha, aakaasha])の高感覚のエッセンスは、空と呼ばれていた。これは、聴覚となる。なぜなら、これが空の領域における「音」の「潮流」のエネルギーであり、音波の起源と伝達は、そこから下へと降りていくからである。内側の引力と美的感覚は、その自然な表現である。内なる「音」の「潮流」と、外なる音楽は、人生の魅力を構成する。

序文(3)に続く

協会名日本ポラリティセラピーサポート協会|Japan Polarity Therapy Foundation
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