スクールで学ぼうと思ったきっかけは何ですか?
心と身体と感情のしくみや相関性を知りたい
心と身体と感情のしくみや相関性を知りたいと思いました。 そのような時、スクールの心理学、生理学、解剖学、エネルギーなど各々の領域を総合的に捉えた体系に惹かれました。
教育現場に従事し15年たった頃、こどもたちの普段の様子に、ある変化を感じていました。 走っていて、転んだ時とっさに手が前に出ない、顔から転んで怪我をする。 椅子に座ると、猫背になって、しばらくすると椅子から身体が滑り落ちていく。 コミュニケーションや行動に幼さが増す、など。
育った時代、環境で成長の違いはあるものですが、こども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿がそれまでと違うような、何か決定的背景があるような。
これは一体どうしたことでしょう?と。 手がかりに、人間の身体の構造や機能を知り、身体と心と感情の相関性の理解を深めることで、何かが見えてくるかもしれない、そんなことを考えていました。
実際に学んでみてどうでしたか?
体験的に学ぶ
いつも体験的に学ぶことが大切にされていました。 エレメントというカリキュラム(※1)、生命エネルギーが、五つのエレメント(空、風、火、水、地)で表現されているのは、とてもユニークで興味深いです。 私たち人間の精神と感情と身体の様子を、エレメントがどのように現れているのかによって知ることができる。自分自身でも気がついていない、心と身体の声をエレメントを通して汲み取ることができる。とても尊い学びでした。
ホールディングスペース(※2)、バウンダリー(※3)、といった生命エネルギーや治癒プロセスについての教えは、特に教師、ケアワーカー、医療従事者の方々にお勧めしたいです。
現場で活躍されている方々は、今までに多くを学び、現場と並行し定期的に研修をうけ、さまざまに研鑽を積んでおられることと思いますが、このような内容が、提供された機会を私は知りません。心の容量が広がり、自分も相手も尊重し、安全な場をつくり、ケアプロセスに関わる方々の力になることでしょう。
実際に、教職に就く知人に勧めたところ「もう、すごいパワーアップしたー!なんだか疲れが吹っ飛んだよ。身体も軽くなった。これで進路指導の3者面談いい感じで乗り切れそう。」と、日々の激務を乗り越えておられました。
※1 エレメント:5つのエレメント(空・風・火・水・地)を体験しながら学ぶ大人気クラス。APP/CSUコース必須カリキュラム。
※2 ホールディングスペース:ヒーリングにおける意識の在り方について学ぶ。
※3 バウンダリー:人と人との境界線を指す。APPコース「コミュニケーション」クラス、オンラインLearning『SARA FANCY バウンダリー』で学ぶことが出来る。
今後の夢を聞かせてください
人それぞれの在り様を尊重するポラリティセラピーを通して伝えたい願いがある
生まれてから、それぞれの人に経験があって、それを自分の時間ということにすると、その自分の時間が感覚として身体に積み重なっていく。
同じ場面でも、どう感じるかは、それぞれが経験した、それぞれ自分の時間が、それぞれの環境が、全ての素であり、全ての答えはその人の中にあると思います。
そのような、一人ひとり、それぞれの在り様を尊重するポラリティセラピーを通して、全てのライフステージにおける課題、悩み、不安を軽減し、喜びに満ちた毎日を過ごしていただけたら、と願っています。
一人ひとりのための、ケアプランや教育プログラムを、専門領域を超えて(医師、薬剤師、理学療法士、音楽療法士、社会福祉士、臨床心理士、臨床発達心理士、教師、管理栄養士、クリエーターなど)連携し、提供、支援したい、と思っています。
メッセージがあればお願いします
安心してご参加いただける
スクールでは、3年通っている、同じテーマでも興味があるので何回も受けている、来れるときに受ける、継続的に通うなど、それぞれの方のペースで学ぶ姿がありました。一人ひとりのペースが尊重されていました。おおらかさと自主性が大切にされていますので、安心してご参加いただけることでしょう。
私自身は、島根県松江市を拠点にしています。 遠方からお越しになる方は、「出雲空港に降り立つと、まるで時の流れがとまったように、ゆっくり静かな空気に包まれて。同じ日本と思えない。自然がうつくしい。」と、おっしゃいます。
セッションに合わせ、現存天守の国宝松江城や出雲大社詣でに、出雲そばを堪能、宍道湖を眺めながら玉造温泉で宿をとり、リトリート。「元気出ました。」と嬉しい言葉をいただきます。 歴史文化と豊かな自然に恵まれた、静かな街松江にお運びくださり、ご自身の再生に繋がる時間を持っていただくことおすすめです。
このスクールで学んだ、ポラリティセラピストは、各地で活躍しています。
本田 洋子
本田洋子さんの「Bee well(ビィウェル) 」のHPはこちらからご覧いただけます。