クレニオ2@神戸:クラスレポ

投稿日:2019年5月14日  BLOG

満開の桜を全身で味わいながらスタートした、クレニオ2。

 

 

ここ神戸のポラリテイスクール モンタナオフィスは六甲山をすぐ背に 海が見渡せる贅沢な場所。

加えてこの春の季節は クラスルームに隣接するように生えている桜の木が満開となり 毎日がお花見となります。

 

 

そして なんと、今回は希少な少人数クラス!

これはもう生徒の皆さんのニーズが生き生きと浮かび上がってきます!!

 

 

クレニオ2で 学ぶ大きな二つのコンテンツは

1.スティルポイント(波と波の間の静寂 )を待ち そこに居合わせること

2.フェイスボーンと、口の中のワーク

 

 

この本題に入る前にまずはクレニオ1の復習からスタートです。

 

○3つの波についてと その特徴

・クレニオウェーブ

・ミッドタイド

・ロングタイド

 

○クレニオセイクラルワークの背景と歴史について

 

○クレニオセイクラルシステム〜脳脊髄液がどこで産生され どのように体を巡っているのか

 

 

しっかりとクレニオ1の内容を振り返り、

実りある脱線もたっぷり堪能したところで 本クラス重要課題に入っていきます。

 

まずは、

クレニオセイクラルシステムを巨大模型を使って、
頭蓋から仙骨の繋がりを硬膜管とその付着部と共に、正常な状態について説明がありました。

 

 

そして、

クライアントのお体をどう整えるかのデモンストレーション。

クライアントにどのようにベッドに寝ていただくか、それをどのようにお手伝いできるかは、

このクラス内容の一つの大きな目玉のようです。

 

横になって休む時こそが、私達の体に休息をもたらし、修復・回復をする時間。

その為には私達の身体の緊張が抜け リラックスした状態で重力と仲良くできていることはとても大切です。

そのポイントとなる箇所と見方や、慢性・急性の場合について、手順とともに説明がありました。

 

 

まず、骨盤と仙骨の向き、捻じれをチェックし 硬膜管がどのように影響を受けているか意識を置いて骨盤を整えます。

そして仙腰関節にどのようにワークできるかを見ながら スペースを作る為に、

ひざの下に枕を入れて調整します(腰痛のある方は特に必要)

 

次は 骨盤のゆがみの影響を受ける横隔膜です。

横隔膜は下からの影響と上からの影響を受ける場所。

骨盤を整えたことによって上方向に上がってくる捻じれを横隔膜でみて整え 次は胸郭、頚椎、頭と順番に見ていきます。

骨盤から下方向への中心の捻じれも意識して、足のポジションを整えます。

 

 

ここまでで、既に一つのセッションかと勘違いするほどの内容です。

少人数で尚かつ再受講生が殆どを占めた今回のクラスならではのことでしょう!

 

プロトコルに入る前段階の大切さを驚きと共に知る方、

無意識でしていた事の答え合わせをしたように納得された方と 反応は様々。

これは本当にとても貴重な教えです!!

 

「このポジショニングだけでも、体をすーっとエネルギーが通っていく感じがする」

「姿勢が捻じれたままの時より波を感じやすい」

などの感想が聞かれました。

 

 

次に、

クレニオシステム・硬膜管がどのような状態にあるかを捉える練習とワークに入りました。

最初に内なる目で脳室から硬膜管、小脳テント、大脳鎌をスキャンするように見ていく。

そして クレニオウェーブがどのようになっているかを触診しながら 気になる箇所をワークする。

そしてまた変化を視覚的に捉えて評価してみるという課題!!

 

「どうやればいいの?」

困惑の表情と心配は始まりの一瞬だけ

 

スタートすると皆 自分の得意とする感覚を駆使して捉えたものをスラスラとノートにメモします。

どのようにイメージし、捉えるかは、それぞれに違いがあり とても興味深いものでした。

 

 

そしてこれもはじめての課題

フェイスボーンと、口の中のワークです。

 

これには皆さん少し緊張気味。

ゴム手袋をして まずは手をリラックスさせ、口の中の抵抗のない道と角度を探りながら指を入れていきます。

クレニオの波に任せるように待っていると硬さのあった場所が緩み更に呼ばれるように指が入ることも。

痛くないか苦しくないかをクライアントに確認しながら行います。。。

 

普段行わないワークなだけにこれから練習を重ねていく必要がありそうです。

 

顔は 外の世界に向けて緊張が続いていたり、表情を作り固めていたり、感情を抑えて奥歯を噛みしめていたりと、

想像以上に疲れているようです。

顔と口の中のワーク後の皆の表情は力みが抜け より自然な笑顔に変化していました!

 

 

 

今回のクレニオ2は今迄に学んだ内容を より詳細に理解し直せるクラスでもありました。

〜捉え〜評価し〜構成し〜実践する〜そして変化を確認〜評価する〜

この積み重ねはセッションをきっとより良くしていきますね!

私はワクワクが止まりません(笑)

 

最後に。。。享子さんが口にした「コヒアランス」という言葉がとても印象的でした。

コヒアランス〜 同調してるような呼応してる様な。

一貫した流れを持っている、統合されている様子。

 

今回のクラスでは。。

満開の桜に吹く風が多くの花弁を舞わせ、

私達はその自然のエネルギーを受け取りつつ その場の自然の一部でありながらセラピストとして立ち、

クライアントの流れを待つ。

自然とコヒアランスしている状態で クライアントのそれを待つことが クライアント自身をコヒアランスへと戻ることをいざなう。。。

 

それにしても なんだかとても美しい響きに感じるのは私だけでしょうか。。

今のセラピストとしての有り様から、もう一段階スッと肩の力が抜け、楽に自然にできるような気がしませんか?

 

コヒアランス〜口に出して言ってみて(笑)

 

※スティルポイントについては前回の東京クラスレポをご覧下さい。中身が濃すぎて収まりませんでした。。

あしからずご了承下さい。

 

 

(レポ:杢田智奈美&井上美由紀)

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