【早志享子より ATPAコンファレンス出席報告】

2019年7月4日 / BLOG

早志享子より ATPAコンファレンス出席報告

 

紫陽花の爽やかに咲く梅雨の日、メンバーの皆様、いかがお過ごしですか?
メンバーの皆様の活動が、生き生きとしたものであることを感じるそんな今日この頃です。

この度は日本ポラリティセラピーサポートファンデーション代表として、
ニューヨークで行われたAPTA/アメリカンポラリティセラピーアソシエーションのコンファレンスに参加してきました。

APTA プレジデント Lisa Nazmo さん とGary先生

 

 

皆様に喜ばしいご報告があります。
2019年5月、長年アメリカンポラリティセラピーアソシエーション(APTA)のボードメンバーの先生方が真摯に取り組まれたおかげで、ポラリティのBCPPという資格(RPPの上位資格)がアメリカ内にて、
日本で言うところの国家資格として認可されました。

 

これは、鍼灸やマッサージセラピーと並ぶ資格で、
アメリカにおいてポラリティセラピーが知る人ぞ知るセラピーから、
世間一般の人々に広く認知され、また地に足がついた療法と認識されるセラピーになったということです。

BCPPという資格は、国家資格に匹敵する試験に合格し、継続教育の単位を提示し続けることによって保持され、
多くの保険に適用されるということになります。
とても喜ばしい進展をここに皆様にお伝えできてとても嬉しく思います。

 

セラピストとしてのプロフェッショナリズム、専門的な倫理観などのスタンダードの保持のために、
講師やプログラム保持者、施術者の間にニュートラルな話し合いがあり、
リニューアルしていくことがとても大切な要素と思いますが、
APTAにその機能があることは本当にありがたいことです。

 

 

私たちの母体であるアメリカの先駆者の先生方が、国家資格として認められるまで、
忍耐を持ってポラリティセラピーの普及、認知度の向上に、ボランティアとして時間とエネルギーを費やし、
とうとうそれが成功したことを、日本の協会メンバーの皆様もぜひ知っていただけたらと思います。
そしてこの流れが、少しでも皆さんの活動の心の資源になりますように、願っています。

 

この度コンファレンスに参加して、大きく感じたことは、
APTA自体も大きな生まれ変わりの時期に入ったようでした。
停滞していたエネルギーが一掃され、新しくより柔らかく、ニュートラルにアラインされたエネルギーが増えたように、
また各参加者がその新しい息吹に喜びを持ちながら、ドクターストーンや先生方への感謝と敬意を常に配っておられました。

ちょうど移行期なので参加者は非常に少なかったです。
2014年はメンバーが一旦100人を切ったそうですが、
今年には560人ほどになったそうです。
そして、これからまた大きく増えていくと予想されています。

 

私個人にとっても、ニューヨークでのコンファレンス参加は大きな意味を持っていました。
深くポラリティセラピーを掘り下げて学び始めたきっかけがニューヨークでしたので、
始まりの地を再び訪れ、その地でコンファレンスが行われたことに大きな意味があったように思います。

コンファレンスでは素晴らしい先生方のワークショップやコミュニティを育むためのギャザリング、スーパービジョン、
また楽しいタレントショーなどが開催され、
和気あいあいとした、自由な雰囲気が広がっていました。

長年にわたり、組織作りの難しいチャレンジを人道的在り方で解決してこられた忍耐強い先生方の温かい言葉の交わし方が特に印象的でした。
ゲイリー先生の存在がAPTAにとってどれほどユニバーサルに大切であったか、
またどこまでもニュートラルに、そして未来のメンバーのポラリティセラピストとしての成功のために現実的な問題を、
自我にとらわれずに解決していくために大切なあり方はどうであるのか、
ということを近くで見続けられる幸運が私にはあったのですが、
その結果がどのように実際に人の集まりである組織の健康な成長につながるかということを体感をさせていただいた、
そのような機会でした。

 

 

ポラリティセラピーはヒーリングアートであり、人の健康や幸せを望むものであります。
ですが、一旦それがビジネスに関わったら、様々な問題が生じてくることがこの世の常です。
ポラリティの世界でも人が集まりますから、一通りの問題は発生します。
こんなことが生じるなんてそもそもおかしい、と問題そのものを否定しても、問題を起こしている人々を責めても仕方がありません。
もしくは現実逃避の理想主義になってしまいます。
ですので、人はネガティブもポジティブも両方持つものと捉え、
良き成長の螺旋を描いて上昇することを描きつつ、
ただただそれを一つのプロセスとして綺麗にエナジーが消化するようにしていくことが大切なんだと思います。

 

〈アメリカの先生方〉

レイ・カステリーノ先生
今で何度もAPTAの役員をされ、Dr.ストーンから直接学ばれた貴重な方です。
ノーザンカリフォルニアでバースに関するトラウマや、
家族間の問題を解決するようなワークや、
ソマティック・ブループリントという方法を構築されています。
この度は念願のレイ先生のワークショップに参加することができました。

 

メリージョー・ホーバンさん
前APTAプレジデント
Dr.デーモンの教え子の方。
狼と一緒に暮らしておられ、ネイティブスピリットをお持ちの本当に心優しい方です。

 

我らがゲイリー先生とトレイシー!

 

フェミニン先導者♡Anna♡

 

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ここからは、早志享子の個人的な振り返りエッセイです。

 

協会発足当時を振り返って

17年という年月を経て、自分自身も少し大人になったのかもしれないと思いました。
振り返ると、自分自身のことを悩むことに時間を費やす時間がなかったことも幸運だったなぁと思いました。
それもひとえにポラリティを学びたいと願う方々が日本にいてくださったからなんだ、
というそんな思いがこみ上げて、何度か涙が出そうになりました。

私自身がこの度ニューヨークに代表としていったのもメンバーの皆さんの存在があったからなんです。

ここで少し自分自身のポラリティの旅について書いてみたいと思います。
これをもって、メンバーの皆様と私自身がどれほど共鳴しているかということを知っていただければと願っています。

 

16年前に初めてニューヨークに行って、ゲイリー先生からポラリティを学び始めた当時、
自分は英語をほとんど話せず、理解もしていなかったことが思い出されます。
英語の本を読むのに頭を抱え、何度も何度も辞書を引き、
同じ日に同じ言葉を何度も繰り返し引き続ける自分に嫌気がさしたことも何度もありました。

16年前の真冬のニューヨーク。ギリギリのお金で渡航をしていましたので、
食費を回すために全日分の乾麺を持っていき、毎日それを食べていました。
ドミトリーの宿に泊まり続けていたことも急に思い出しました。
氷点下になるところではニット帽と手袋が欠かせないんだ!絶対覚えておこう!
なんて思ったことをふと思い出しました。
YMCAで宿泊していたのですが、
シャワールームがある棟と寝ている棟が違い、
一度外に出ないといけなく、
そのために一瞬ドアを開け、隣のドアに移るその5秒間のためだけでもニット帽と手袋は絶対に必要だから覚えておくように!
と自分に言い聞かせたことも思い出しました。
笑ってしまいます!

 

クラス内容はナーバスシステムバランシング、自律神経のバランス。
当時47歳くらいでありましたゲイリー先生はとってもファイヤリーで、
生徒同士のセッション練習にもどんどん介入されておられました。

私はそのクラスを受けた時、初めて言葉を言葉として理解しないのに、
インフォメーションが空中に流れていることを体感しました。
先生が表現されていることを、体感とイメージでどんどん理解しているような感覚を味わったことを覚えています。
あの時のクラスのこと、水の美しい結晶が凍っている、
その中に炎が七色に光っていることを思い出します。

 

その当時、日本のスクールはまだ不安定で、
先生がアメリカへ帰国され、その当時存在していた スクールは問題だらけ。

私はその当時一緒に学んでいた日本人の人たちがこの先もRPPを学べるように
先生を招待できるようにするために新しいAPPコースを運用すべく、
ニューヨークで学び始めました。

RPPを修了していないそんな頃、いきなりAPPのベーシック1を教え始めたのです。
今から考えても無茶苦茶ですが、
ニューヨークのその当時のスクールの校長先生がスペシャルにベーシックの教え方を個人的に教えてくださり、
許可してくださり、教えることになりました。

その当時の生徒さんの一人に、スクールで教えていただいている伊東まゆ先生がいらっしゃいます。
当時の私を知る数少ない友人ですが、
その当時のことを笑いながら話します。
洋服はいつもどこか破れているか穴が空いている、
それがトレードマークのようであったらしいです。
実際はやぶれていることも穴が空いていることも気がついていないことがほとんどでした。

 

振り返ると、自分の立ち上げたスクール運営や組織づくりの前段階には、
いつも混沌と混乱、賛成できない状態や、既に破壊された状態があったことを思い出します。

なのでいつもスクール運営の軸に、健康的で、透明で、
流れがいつも新鮮である状態を育むことを選択し続けてきました。

 

ニューヨークにおけるコンファレンスに出席し、
日本の協会の存在、またスクール活動を、多くのAPTA のメンバーの皆様に知っていただき、
喜んでいただけたことをすごくうれしく思いました。

11年ほど前にシカゴであったコンファレンスの時、
APTAの衛星組織として日本の私たちの協会が存在できるような交渉をしにいきましたが、
その交渉の時は自分の英語もまだまだ足りず、
知っている先生もいらっしゃらずのコンファレンス参加でしたので、
一人きりでそこに出席したことを思い出します。
その時の不安な気持ちが一瞬思い出され、
長かったかもしれない道のりが、ひととき思い出された瞬間もあります。

 

今、私たちの協会を見てみると、少しずつではありますがメンバーが増え、
確実にポラリティセラピーの施術を生業にしている人も増えてきました。
きっともっともっと協会としてできることがあると思います。
今後のポラリティセラピストのみなさんの未来のために、
またアメリカでポラリティセラピーが国家資格として認可されたこともきっかけに、
日本での広報のありかたも、もっと表舞台にポラリティセラピーの名前が出てくるようにしていきたいと思います。

 

 

エナジェティックな観点では、自然の変化はゆっくりと、そして確実に。。。
中心線はいつも天と地に開かれています。

私たちの協会も、そのような自然な変化と同じように、
個々それぞれのメンバーの皆さんが自らの中心軸につながり、
それぞれが天地とつながり、その中で同じ方向性を共有するために、
また場が常にユニバーサルに響きあえる、
そんな上昇の流れと解けあい波紋が広がり続けるために存在するようにあれたらと思います。

そして そのようであることを大切な意図としてこの協会を保持していることを みなさんに知っていただけたら、
メンバーのみなさまとわたし自身が共鳴していることを感じていただけるのではと思います。

 

 

私はこの度JALのマイレージを使い、
ビジネスシートに乗って帰国することができました。
びっくりするくらいとても快適でした。
自分のために初めてアップグレードしてみました。
またニューヨークでの宿泊も、
古代ギリシャ神の元寺院であった歴史的建造物である高級ビルディングのペントハウスに宿泊させていただき、(我らがフェミニン先導者であるAnnaのおかげで)不思議なギャップを体感しながら、帰着しています。

この度は会に出席すべく、破れていない綺麗目のお洋服も一応一着用意していきました。

 

 

心にふっと描かれることは既に自分のフィールドには存在しています。
これを具現化するためには、
森羅万象と八百万の神々が、自然物の中に無限に存在し、
そして、自我によってそれらと隔たりを持たないことです。
そうすれば、透明で新鮮なエネルギーの流れとともに、宇宙が自分を通じて具現化してくると思います。

 

これからの時代、さらにエネルギー的にことは発生していくのかなぁと思います。
皆さんの心にも身体にも、
新鮮で透明なエネルギーがコンコンと流れていますように願っています。

 

この日本の協会発足前当時の個人的な振り返りが、皆様にとって何か響くものであればいいなと願っています。

皆様のこれからの人生が、より軽やかに、充実したものでありますように。。。

 

 

感謝を込めて。

 

早志 享子
2019年6月29日

アドバンスドコミュニケーション・トランス:クラスレポ

2019年5月24日 / BLOG

ポラリティセラピーでは、

言葉によるコミュニケーションも、セッションの大切なひとつのパートとなります。

 

今回のゲイリー先生のトランスのクラスでは、
より安全に効果的にヒーリングが進むための、アドバンスのコミュニケーションについて学びました。

 

 

 

トランスとは、
一般的には、通常とは違う意識状態、変性意識状態などと言われます。

 

 

例えば、
ダンスや音楽の演奏などで、非常に集中している状態、
アスリートがゾーンにはいる状態、
日常的には、本や漫画や、子供が遊びに没頭している状態などのことを指します。

 

 

クラスでは、
ポラリティセラピーやクレニオセイクラルのセッション時に、

クライアントが起きているのか眠っているのか、
というような深くリラックスした状態をトランスと表現しています。

 

クライアントがこのような状態の時には、
プラクティショナーは細心の注意を払いながら言葉がけをしていきます。

 

良い言葉がけはクライアントのヒーリングプロセスを非常に助ける力を持っているからです。

 

クライアントのより深いヒーリングプロセスが発生してくために、
どのような言葉がけや聞き方ができるのか?

 

そのために必要なことは、

 

way to listening・・・「聴く」

 

クライアントの言葉からなにが大切なことなのか、good wordを見つける。

 

 

 

 

 

Hold・・・クライアントにとって大切なことを、ニュートラルにホールドする

 

ニュートラルにホールドすることで、
そのスタックした問題やクライアント自身のエネルギーが動くためのスペースが生まれ、
自分が考えつかなかったような新しい道筋が見えてくることがあります。

 

 

 

 

Story・・・空・風・火・水・地のエレメントが持つ自然の力、神話や言い伝えなどの物語の力を使う

自然や物語が持つイメージや良い言葉を創造的に用いて、
クライアントがより本質的なものとのつながりを取り戻し、
ヒーリングが促されることを手助けします。

 

 

 

クラスでは、これらのこと全てについて

ゲイリー先生がまずお手本となるデモを見せてくれ、
参加者同士で練習をしながら実践的に学んでいきました。

 

 

そして、

言葉によるコミュニケーションとボディワークによるデモンストレーションでは、
きょうこさんがクライアント役となって実際のやりとりが行われました。

 

クラス時のきょうこさんは、

「数日前に身体に合わない食べ物を食べて、嘔吐し、唇がやけどのようになり、ヒリヒリして痛みがある」状態で、

 

 

それに対してゲイリー先生は、
やけど=火、嘔吐=水、と聴き取って、こんなお話されました。

 

 

ゲイリー先生が住んでいるカリフォルニアでは、多くの山火事が起きること。

火事の後にはたくさんの雨が降って、新しい生命が芽吹くこと。

火と水と生命のサイクルの物語。

自然と同じように、身体でも同じことが起こりること。

 

 

このお話を聞いているうちにきょうこさんは、

矯正をしていた頃、
ワイヤーで口の中が切れてひどく痛かったことを思い出し、
それが今の自分の状態とつながって、
何かがストンと腑に落ちたと言います。

そして、身体に何か涼しいエネルギーが流れて、肩から下の身体がとても軽くなってきたそうです。

 

ゲイリー先生がきょうこさんの話を聴き、
その時に必要な言葉をかけ、
ヒーリングが行われている場をニュートラルに保持することで、
言葉によるコミュニケーションで、
きょうこさんのエネルギーを開くことを助けた瞬間です。

 

 

その後のボディワークでも、
生命の創造に欠かすことのできない「水」に関する様々なエピソードを話しながらセッションが進められました。

 

言葉のやり取りで、

クライアントの深い部分から何かが呼び覚まされる様子。

それが気づきとなって、ヒーリングが進む様子。

そしてボディワークによってプロセスがさらに進むようサポートすること。

 

 

ほんの10分ほどのデモンストレーションでしたが、

 

ゲイリー先生の一言一言が意味深く、

流れるように自然に進みながら、

そこには学ぶべき事柄がぎっしり詰まっていました。

 

参加者の一人が、

「今回学んだコミュニケーションは、
クライアントさんの言葉から、その奥にある大切なことを聴き取っていく。

ボディワークは、
クライアントさんの体に触れながら、そこにあるエネルギーを手で感じとっていく。

言葉でも、身体でも、同じことをしているのだと思った。」

という感想をシェアしてくれました。

 

身体でも、言葉でも、コミュニケーションをしながらそのクライアントさんの本質の響きを聴き取っていく。

そして、その響きがさらに美しく奏でられるようにホールドしていく。

 

このクラスでは、

セラピストとして求められるとても大切なことを、
また新しい形で見つけることができたように思います。

そして、改めてポラリティセラピーは素晴らしい!と心の底から思いました。

 

 

マインドを離れて、

心と身体とさらに深いところへ行って戻ってきたような
とても濃い2日間でした。

 

いつも本当に広く深く柔らかく安全なスペースの中で
私達に大切な教えをくださる

ゲイリー先生ときょうこさんに

あらためて、心からの感謝を・・・!

 

 

(レポ:須崎千文)

クレニオ2@神戸:クラスレポ

2019年5月14日 / BLOG

満開の桜を全身で味わいながらスタートした、クレニオ2。

 

 

ここ神戸のポラリテイスクール モンタナオフィスは六甲山をすぐ背に 海が見渡せる贅沢な場所。

加えてこの春の季節は クラスルームに隣接するように生えている桜の木が満開となり 毎日がお花見となります。

 

 

そして なんと、今回は希少な少人数クラス!

これはもう生徒の皆さんのニーズが生き生きと浮かび上がってきます!!

 

 

クレニオ2で 学ぶ大きな二つのコンテンツは

1.スティルポイント(波と波の間の静寂 )を待ち そこに居合わせること

2.フェイスボーンと、口の中のワーク

 

 

この本題に入る前にまずはクレニオ1の復習からスタートです。

 

○3つの波についてと その特徴

・クレニオウェーブ

・ミッドタイド

・ロングタイド

 

○クレニオセイクラルワークの背景と歴史について

 

○クレニオセイクラルシステム〜脳脊髄液がどこで産生され どのように体を巡っているのか

 

 

しっかりとクレニオ1の内容を振り返り、

実りある脱線もたっぷり堪能したところで 本クラス重要課題に入っていきます。

 

まずは、

クレニオセイクラルシステムを巨大模型を使って、
頭蓋から仙骨の繋がりを硬膜管とその付着部と共に、正常な状態について説明がありました。

 

 

そして、

クライアントのお体をどう整えるかのデモンストレーション。

クライアントにどのようにベッドに寝ていただくか、それをどのようにお手伝いできるかは、

このクラス内容の一つの大きな目玉のようです。

 

横になって休む時こそが、私達の体に休息をもたらし、修復・回復をする時間。

その為には私達の身体の緊張が抜け リラックスした状態で重力と仲良くできていることはとても大切です。

そのポイントとなる箇所と見方や、慢性・急性の場合について、手順とともに説明がありました。

 

 

まず、骨盤と仙骨の向き、捻じれをチェックし 硬膜管がどのように影響を受けているか意識を置いて骨盤を整えます。

そして仙腰関節にどのようにワークできるかを見ながら スペースを作る為に、

ひざの下に枕を入れて調整します(腰痛のある方は特に必要)

 

次は 骨盤のゆがみの影響を受ける横隔膜です。

横隔膜は下からの影響と上からの影響を受ける場所。

骨盤を整えたことによって上方向に上がってくる捻じれを横隔膜でみて整え 次は胸郭、頚椎、頭と順番に見ていきます。

骨盤から下方向への中心の捻じれも意識して、足のポジションを整えます。

 

 

ここまでで、既に一つのセッションかと勘違いするほどの内容です。

少人数で尚かつ再受講生が殆どを占めた今回のクラスならではのことでしょう!

 

プロトコルに入る前段階の大切さを驚きと共に知る方、

無意識でしていた事の答え合わせをしたように納得された方と 反応は様々。

これは本当にとても貴重な教えです!!

 

「このポジショニングだけでも、体をすーっとエネルギーが通っていく感じがする」

「姿勢が捻じれたままの時より波を感じやすい」

などの感想が聞かれました。

 

 

次に、

クレニオシステム・硬膜管がどのような状態にあるかを捉える練習とワークに入りました。

最初に内なる目で脳室から硬膜管、小脳テント、大脳鎌をスキャンするように見ていく。

そして クレニオウェーブがどのようになっているかを触診しながら 気になる箇所をワークする。

そしてまた変化を視覚的に捉えて評価してみるという課題!!

 

「どうやればいいの?」

困惑の表情と心配は始まりの一瞬だけ

 

スタートすると皆 自分の得意とする感覚を駆使して捉えたものをスラスラとノートにメモします。

どのようにイメージし、捉えるかは、それぞれに違いがあり とても興味深いものでした。

 

 

そしてこれもはじめての課題

フェイスボーンと、口の中のワークです。

 

これには皆さん少し緊張気味。

ゴム手袋をして まずは手をリラックスさせ、口の中の抵抗のない道と角度を探りながら指を入れていきます。

クレニオの波に任せるように待っていると硬さのあった場所が緩み更に呼ばれるように指が入ることも。

痛くないか苦しくないかをクライアントに確認しながら行います。。。

 

普段行わないワークなだけにこれから練習を重ねていく必要がありそうです。

 

顔は 外の世界に向けて緊張が続いていたり、表情を作り固めていたり、感情を抑えて奥歯を噛みしめていたりと、

想像以上に疲れているようです。

顔と口の中のワーク後の皆の表情は力みが抜け より自然な笑顔に変化していました!

 

 

 

今回のクレニオ2は今迄に学んだ内容を より詳細に理解し直せるクラスでもありました。

〜捉え〜評価し〜構成し〜実践する〜そして変化を確認〜評価する〜

この積み重ねはセッションをきっとより良くしていきますね!

私はワクワクが止まりません(笑)

 

最後に。。。享子さんが口にした「コヒアランス」という言葉がとても印象的でした。

コヒアランス〜 同調してるような呼応してる様な。

一貫した流れを持っている、統合されている様子。

 

今回のクラスでは。。

満開の桜に吹く風が多くの花弁を舞わせ、

私達はその自然のエネルギーを受け取りつつ その場の自然の一部でありながらセラピストとして立ち、

クライアントの流れを待つ。

自然とコヒアランスしている状態で クライアントのそれを待つことが クライアント自身をコヒアランスへと戻ることをいざなう。。。

 

それにしても なんだかとても美しい響きに感じるのは私だけでしょうか。。

今のセラピストとしての有り様から、もう一段階スッと肩の力が抜け、楽に自然にできるような気がしませんか?

 

コヒアランス〜口に出して言ってみて(笑)

 

※スティルポイントについては前回の東京クラスレポをご覧下さい。中身が濃すぎて収まりませんでした。。

あしからずご了承下さい。

 

 

(レポ:杢田智奈美&井上美由紀)

クレニオ2@東京:クラスレポ

2019年4月5日 / BLOG

先日行われた、クレニオ2@東京の様子をお伝えします!
東京でのクレニオ2は初めての開催となりました!

 

 

クレニオセイクラルワークは、
頭蓋から仙骨まで、脊柱の内側を流れる脳脊髄液を活性させながら、
同時に骨格構造、筋膜の緊張を解いていきます。

クレニオ2では、
脳脊髄液の拍動と拍動の間に起こる「静止」の状態、
「スティルポイント」を捉えることが大きな目的のひとつとなります。

プラクティショナーがこのスティルポイントを捉えることで、
クライアントがより深くリラックスし、その人の持つ治癒力がより発揮されやすい状態になります。

 

今回のクラスでは、
スティルポイントを捉えるための、
そして、スティルポイントを捉えた時のプラクティショナーとしての態度の基本を学びました。

 

 

脊柱の内側を拍動する脳脊髄液のとても微細なリズムを感じるために、
動きを感じようと集中するのではなく、
クラスではこんな方法を教わりました。(クレニオ1の復習です)

 

ベッドに横になっているクライアントの「海」をイメージする。
脳脊髄液は「水」なので、
水が拍動している、潮の満ち引きや海をイメージしてみます。

 

 

深く静かな深海、
朝日でキラキラ輝いている海面、
白い砂のきれいな波打ち際、
自分にとって気持ちのいい海をイメージします。

 

海をイメージしながら、クライアントに触れていると、
手のひらが何かしらの「動き」を感じるようになります。
そのリズム、拍動を感じていると、
やがて、その動きがゆるやかになり、動きがわからなくなってくる。
その静止の時間が「スティルポイント」です。

 

 

基本は、スティルポイントが来るまで待つことですが、
スティルポイントを捉えることによりクライアントがより深いリラクゼーションに入るので、
スティルポイントを誘導するテクニックもあります。

そのコツとは、

「ちゃらら~らら ちゃららららら~」

チャルメラ!?
遠くからだんだん聞こえてくる、
「スティルポイント、いらんかね~」「スティルポイント、いかがですか~」
みたいな感じでスティルポイントを誘導する、とのこと・・・

な、なるほど・・・
わかりました!笑

 

↑ちゃるめら中のきょうこさん

 

 

さらに、クレニオ2のクラスでは、
顔面のゆがみをほどいていくテクニックについても学びます。

 

 

顔は思った以上に緊張しています。
顔は、感情など内面的なものを表情として表現しますが、
同時に心の中を見せないように、
心とは裏腹な表情をつくったりすることですごく緊張し、
その積み重ねでゆがんでいきます。

生きていると「顔で笑って、心で泣いて」
ということは、たびたび起こりますものね・・・

顔面の骨にそっと触れて、
骨が動きたがっている方向を指先で感じます。
そして、その動きをリードしてあげることで、
力を加えなくても、驚くほど顔の緊張やこわばりがほどけていきます。

 

 

顔面のワーク後は、顔の緊張がとれ、
目が大きくなり、
口角があがり、
お肌の色が明るくなり、
フェイスラインもアップし、小顔効果も!

・・・なんだかエステの宣伝みたいですが、本当の話です!
顔がゆるんで表情も明るくなり、
これは女性にはとっても嬉しい効果ですね!

 

 

実践後の皆様からのシェアでは、

「ゆったりとした波が小さい波に変わって、ちゃぽちゃぽしていたらだんだんおさまっていった」

「よくわかったような、わからなかったような感じ。
波を感じていたが、見失ってしまった」

など、スティルポイントなのかどうか、よくわからない、という声が多く聞かれました。
スティルポイントの感じ方は人それぞれで、「これ!」という表現ができないので
本当に感じているの?と戸惑うことも多いのですね。

 

 

きょうこさんからは、
「波が広がっていく時と、戻ってくる時のスティルポイントでは、
違うクオリティがあります。」

「波を見失ったと慌てないで、その時に落ち着いて意識を拡張してみると
ヒーリングの別の次元が現れることになります。」
など、とてもとても奥深いアドバイスが。

 

とっても奥が深すぎて、
そこにまたクレニオセイクラルの無限の可能性が存在しているようで、
皆様のシェアを聞いていると、とてもワクワクしてしまいました。

 

クレニオ1に続き、クレニオ2のクラスも、
さらにさらに深く静かで神秘的なヒーリングの世界の一端に触れられたような、
素晴らしい時間となりました。

 

クレニオ2のクラスは、今週末から神戸でも開催されます!(4/6~9)
皆様のご参加をお待ちしています!

 

(レポ:須崎千文)

基礎解剖とジェネラルセッション:クラスレポ

2019年3月5日 / BLOG

1月に東京で行われた、ジェネラルセッションのクラスレポをお届けします!

 

ポラリティセラピーは、エネルギーワークですが、
直接的には身体に触れ、働きかけるワークなので、
骨格や筋肉についての知識は必須です。

 

 

基礎解剖とジェネラルセッションのクラスは、
セッションをしていく上で重要となる、基礎的な筋肉、骨格の構造とエネルギーの関係性などについて学んでいくクラスです。

 

 

クラスの冒頭では、
受講者同士ペアになって、
骨格のゆがみ、エネルギーのゆがみをチェックしました。

 

ポラリティセラピーでは、
骨格のゆがみとエネルギーの流れの関係性を診ていきますので、
骨格的なことだけではなく、

 

身体のどこが気になるか?
エネルギー的に感じるものは?

 

身体に触れる前に、目で見ること、肌で感じたことなどからたくさんの情報を受け取れるよう練習します。

 

 

皆さんがちょっと苦手(?)な骨や筋肉についても学びます。

背骨を中心に、セッションのポイントとなる肩回りや骨盤周りの
骨や筋肉の位置や名称などを確認します。

↑ちなみ画伯の作品です。

 

 

さらに、筋肉の質の違いや、筋繊維の走行の方向、筋肉の境目、
筋肉の表面だけでなく、その奥にある固い部分までもしっかりと感じられるよう練習します。

 

 

そして、お待ちかねのジェネラルセッション。

 

ジェネラルセッションは、
ひとつの完成されたセッションの形です。

空・風・火・水・地のエレメントの要素も、

リフレクソロジーの要素も入っており、

エネルギー的に詰まりやすい関節を開き、

生命エネルギーの主要な流れであるロングラインカレント、スパイラルカレント、イーストウエストカレントの流れや横の繫がりを整えます。

 

全てのプロトコルが巧妙に組み合わされながら流れのあるセッションが出来上がっている、

オールマイティなセッションなのです。

 

 

当スクールでは、
書籍『ポラリティセラピー 生命エネルギーによる癒し』のジェネラルセッションを、
エネルギーに敏感な日本人が、

より安全にセッションを受けられるよう考慮してお伝えしています。

 

講師のちなみさんは、基本的なことから応用まで、
とてもきめ細かく丁寧に教えてくれます。

 

 

★クライアントに触れる前の、プラクティショナー(施術者)の意識の整え方
★クライアントがよりリラックスできる触れ方のポイント
(すべてのタッチをやんわりと。別のところに触れる時は、どこかに触れながら移動する。
タッチのつながりを大切に。)
★自分の体がなるべく楽な姿勢でワークする

など、より良いセッションにするための、たくさんのヒントがもらえました。

 

 

また、ジェネラルセッションは、
★どんなワークをすればいいかわからない時にも有効。
★エネルギーワークが初めてな人でも、動きのあるセッションなので満足感を感じてもらえるし、同時にエネルギーにもよく働く。
★2つ以上のエレメントのワークをするときに、間にジェネラルセッションを挟むのはとても効果的。
ということで、色々な場面で活用できそうです。

 

 

 

学ぶ内容は一見基本的なことが多いクラスですが、
このクラスで学んだことをしっかりとセッションに活かすことができたら、
セッションが安定して、広がりと深みが出る、そんなことを感じました。

 

よりよいセッションのベースを作るための
基礎解剖とジェネラルセッションクラス、
基本的なことをしっかりと学べますので、ボディワーク初心者の方から、
もう一度大切なポイントを思い出したい方にも、ぜひぜひ受けていただきたいクラスです。
次の開催を楽しみにお待ちください!

 

 

(レポ:須崎千文)

エレメント「地」:クラスレポ

2018年12月28日 / BLOG

前日のエレメント「水」のクラスから一変、
夕陽に照らされる赤土の大地を思い起こさせる、
赤が広がるエレメント「地」のクラスレポです!
*エレメント地のクラスでは赤い物を身につけて参加いただきます

 

 

 

エレメント「地」は~ earth

私たちが生きる地球であり 私たちを支える大地
人生に完了を迎えるということ・完結すること
構築・伝統、それを作ってきた先祖
構造として機能する・保全

 

講師のきょうこさんの口から次々と「地」のエレメントのキーワードが伝えられていきます。
どれも確かに地を感じる密度や重みを感じるワード

 

 

ここでひとつきょうこさんからクエスチョン

”自然界で地を変えるためには何があればいい?”

スタート間もないこの時点でも意見が活発に飛び交います。
「大雨」「地震」「竜巻」など…
出てくるのは圧倒されそうな強力なワード・・・

そう 地の変化には大きな力が必要!
(このことは後のエクササイズで身をもって理解することになりました!)

 

 

自然界における地を理解しながら、
私たち自身が持つ地の要素についても考えます。

 

・地に足がついた形でどう生きていけるか
・どう家を作り守るのか
・どこに属しどう生き残るのか
・今の自分に影響している「こうあるべき」という考えは何なのか、いつ構築されたのか
・自分の住みたい地球って、大地って、建物ってどんな姿
・どんな環境が生きることが楽しい
・どんな体だったら生きやすい
・生きにくいと感じたしくみって何
・属するのに抵抗を感じた組織って何
・自分が好きなしきたり、伝統って何

 

そして 自分はどんな地をもっているのか?
どのような地を構築したいのか?

「地」への理解を深めるためのお題が出されました。
グループごとのシェアで、話は色々な方向へ広がっていきます。

 

 

・改めて家からの影響の深さに驚いた
・地球について考えることから自分への繋がりを感じた
・シェアすることで新しく構築された気がする
・「こうあらねばならない」は窮屈
・伝統は窮屈な面があるけれどその中にいるから見える良さもあり、両方あっていい
・理想のコミュニティについて話が発展した

 

一人一人が自分の土台となっている地を掘り下げて話し合い、
今 持っているものと持っていたくないもの、
持ちたいものが見えてきた貴重な時間になったようでした。

 

きょうこさんのお話や、自分の中の地について考えそれをシェアすることで、
自分の資源や 受け継がれてきたものの理解がかなり深まりました。

 

そこに対して抵抗せずに自分を開くことがとても大事。
きょうこさんはそう話し、その為の時間がやってきました

 

それは ダンス!!!
自分の地を変化させる「大雨・地震・竜巻」がダンスです!

 

さあ、踊りますよ~~~~♪♪♪
D.J.マサキsan登場

 

 

踊ると言われても。。
まあ。。どうしましょう。。と最初は戸惑うものです。

 

しかし、さすが!! みなさん反応が素晴らしく柔軟で自由!!!
約30分踊り続けました!!!!

風のように 所狭しと動きまわり~
時に激しく火のように!!
汗をかき、涙が溢れることもあり…

 

音楽に体を乗せてただ踊り続ける…
その間に気付く体の声、ふっと浮かぶ遠い記憶、
そこにあった忘れていた感情、
それが一瞬繋がった感覚を知りながら、
でも音楽は流れ続け、体は踊り続け、
何も留まらずに流れ過ぎ去っていく
…私はそんなことを経験をしました。

 

そして終了を迎えた時、
お一人お一人の存在感が増し どっしりとそこにおられる、そんな感じを受けました。

 

 

さらに「地」のクオリティの学びが続きます。

地のバランスが取れている状態とは…
・用意周到 ・管理能力がある
・石橋を叩いて渡る ・ゆっくり落ち着いた喋り方
・仕組みを使える ・論理的
・スタミナがある ・やり続けられる …などなど

一つ一つ伝えてもらうごとに 理想的なearth像が描けてきます
さらに、

・星座と身体の対応部位
・大腸と、下痢・便秘について
・腰痛、ぎっくり腰の要因について

…など、より現実的で具体的な内容にペンを休める暇がありません。

 

 

 

ランチタイムは これまで以上にみんなの輪を感じられ、
これぞ理想のコミュニティと言いたくなるくらいに
とても明るく華やぎ軽い空気が 光景が広がっていました。(写真がないのがとても残念!)

 

 

さて いよいよ、ボディワーク!!
まずは きょうこさんのデモセッション

★地のエレメントのエリアと共にプロトコル(手順)の説明
★地の場所である大腸への触れ方
★大腸とそのリフレクトゾーンのつなぎ方
★地のラインが固い場合のエネルギー状態の理解
★下痢と便秘の時のエネルギー状態の理解
★地のセッションでの雄大な山であるかのようなセラピストの在り方

…と、本当に盛り沢山の内容にみんな真剣そのものです。

 

 

セッションを始める前には、

「達成してみたいこと」
「完了したいこと」
「地のエレメントのどこを強化したいか」をリクエストして下さいね~
という一言がありました。

 

エレメント地のクラスは とてもダイナミックにやさしくプロセスし 完了を迎えたように感じています。

 

新しい何かをスタートさせるためには、完了していくことがとても大切
一つ一つを丁寧によい形で完了し 味わうことの大切さを改めて実感したクラスでした。

完了するって気持ちいい!!

2018年も残りわずか。。
読んでくださった皆様は 今年のうちに完了させたいことはありますか?

 

(レポ:杢田智奈美)

エレメント「水」:クラスレポ

2018年12月24日 / BLOG

「お月様は今どんな形か知っていますか?」

 

 

そんな問いかけで始まったのが、エレメント「水」のクラス

ポラリティの基本原理である5エレメントの中の「水-water-」
水の持つ性質、水の周波数や波動、地球に住む人間は水星人、などなど。
気になるワードがたくさん出てきたクラスの開催レポートをお届けします!

 

エレメントクラスでは、
人の中に備わる自然と大自然とつなぎなおすことで心身をバランスする方法を学びます。

(クラス当日の美しい空。私たちもこの美しい自然の一部です)

 

5つ(空・風・火・水・地)のエレメントのうちの一つである「水」は、生命の源です。

 

「水」にはどのような性質があるのか、
人生において「水」がどう関わっているのか、
そして肉体においてはどのような役割や作用があるのか。

 

講師のきょうこさんはまさに水が流れるように、次々に話していかれます。
きょうこさんの声の他には、空調とノートにペンを走らす音しかしません。
より良いセッションをクライアント様に届けたい、
という皆の気持ちが表れているかのような、心地よい緊張感がありました。

 

シェアリングタイムでは、
きょうこさんのお題に沿って、数人ひと組で「水」にまつわる話をしていきます。

人との関係性や、
水の扱い方(お風呂の入り方)、
どのような方法で人とつながっているか、
自分への栄養の与え方など・・・

「大勢とつながるのはいいけど、一対一は実は苦手で」
「お風呂に入ると寝落ちしちゃって」
「人とつながる時は、、、」
「食事の内容には、、、」

ひと口に「水」といっても、いろんな捉え方があります。
シェアリングをすることで自分の考え方や癖に気づいたり、人に話を聞いてもらうことで、
今までにはなかった新しいアイデアやヒントを発見できたりするんです。

 

 

そして、
水のクオリティについてでは、

「水」にはどんな性質があるか、
「水」が過多になった時、過少になった時はどんなことが起こるか、
「水」の対応部位は身体のこの部分、
「水」と深いかかわりのある、女性ホルモンの乱れについてやその対処法、

 

などについて、
具体例を挙げながら、時には実践的な手技を紹介しながら
とてもわかりやすい説明がありました。

 

これは「水」を理解する大きな助けになりそうです!

 

「達成感を得るために必要なのは、満足感と幸福感をもつこと。
そしてそれを持てるのが「水」がバランスされていること」

 

きょうこさんのこの言葉に、ハッとさせられました。

 

味わう、というのも「水」の領域に含まれます。
栄養の吸収ばかりか、人生を味わうことにもつながるのだなあ、「水」は滋養なのだなあと、奥深く感じました。

 

 

この後は、質疑応答の時間になりました。
どのような質問を投げかけても、それぞれ具体例を挙げながら話して貰えるので、
水を多面的な角度から捉える事ができ理解が深まります。

 

ランチタイムの様子をパチリ

ランチタイムも色んなお話が飛び交い、
とても楽しい時間です。

 

ランチを挟んで、きょうこさんのデモセッションです。

 

「不調和をバランスするには、まずプラクティショナー自身が大自然とつながること」
との言葉通り、身体の水に語りかけ、それが大きな流れとなり循環するような、
とてもうつくしいデモを見せていただけました。感謝です。

 

さあ、いよいよ実践の時間がやって来ました。
二人ひと組になり「水」のセッションをスタートです。
セッション中はどう感じているかを伝え合うのも練習ですし、
実際にボディワークすることで生まれる疑問がさらに学びを深くしてくれます。

 

たくさんの「水」に気づき、新しい「水」と出逢えた一日となりました。
綺麗な「水」を常に循環させ、
人に与えたり人から与えられたりしながら、
すいすい泳ぐように生きてゆきたいものです。

ひとまず、お水は忘れずに飲みましょう!

 

 

(レポ:新井みつこ)

エナジェティックリフレクソロジー「手」:クラスレポ

2018年12月14日 / BLOG

「ハートは手を通じて、外の世界とつながっている」

 

「足」のクラスに続いて、
「手」のクラスも、とっても気になるフレーズからスタートしました。

エナジェティックリフレクソロジー「手」のクラスレポートをお伝えします!

 

「ハートは手を通じて、外の世界とつながっている」
「手のひらは、ハートを表現する最もよいツール」

 

 

「手」を通じて、クライアントさんと触れ合い、
コミュニケーションするボディワーカーにとって、
とても大事な学びがありそうです。

 

ポラリティセラピーでは
「手は、その人の今を表すもの」ととらえます。

クラス最初の問いかけは、
「今の自分はどんな感じですか?」

 

 

自分がどんな感じかなのか?客観的にとらえてシェアしてみます。
そして、今度は何も言わずに手と手を合わせて、
お互いの手からどんなことが伝わってくるか、
ハートTO ハートの感覚を味わってみます。

 

手から伝わってくるものは、
その人の優しさだったり、強さだったり、軽やかさだったり・・・
想像以上にバリエーション豊かで、驚きました。

 

 

 

 

講師のきょうこさんからは、
「今の自分」のとっても素敵なとらえ方のヒントをもらいました。

★今の自分を興味深くとらえてみる
   ↓
★自分自身を面白がってみる
   ↓
★楽しくなる
   ↓
★小さいことが気にならなくなる
   ↓
★悩んでいるのがバカらしくなる
   ↓
★気楽!

 

なるほど!
どんな状況でも、今の自分を面白がれるユーモアのセンスは、
自分の心強い味方になりそうですね。

 

ユーモアについては、
インド独立の父ガンジーもこんな言葉を残しています。
「もし、私にユーモアがなければ、
これほど長く苦しい戦いには
耐えられなかったでしょう。」

 

人生にユーモア、大事ですね。

 

 

クラスはさらに興味深く進行していきます。
手はハートを表現する、ということから、
セラピストとしてのハート・心の在り方
についてのいろいろなお話がありました。

 

・言葉で、手で、ハートでの、コンタクトの取り方を洗練させていく
・自分のハートにまっすぐ通じて進んでいくこと
・周囲のリアクションを気にしない鈍感力がすごく大事
・心を豊かにする、心のサプリメントとは?
・クライアントにとって、魅力的なセラピストとは?
・ハートの声を聴くことは、真実を探求することにつながる
・ハートに嘘をついて生きているととってもしんどい

 

講師のきょうこさんは、
「なんでこんな話してるのか、さっぱりわかりませんが・・・・」
と言いながら、面白い脱線話をたくさんしてくれました!

 

 

 

ちなみにこちらは生徒さんが作ってきたランチです↓

お料理もハートのいっぱい詰まった、素敵な手のお仕事ですね。

 

 

セッションの練習も、
学んだことを意識の片隅におきながら、行います。

ハート to ハートでつながっている意識で・・・
クライアントの方のハートがどこまでも広がっていくイメージで・・・

 

 

クラスの後には、

 

「ずっと歩いて旅をしてきたのが、今につながったな」
「ちゃんと自分のハートの声を聴いて進んでいきたい」
「手の反射区とつながった時の拍動の仕方がすごい」
「今の自分をもっと表現したいという気持ちを邪魔しているものがあったけど、
クラスを受けて自分の中で解決した」

などの声が。
皆さんしっかり自分のハートと、今とつながることができたようです。

 

エナジェティックリフレクソロジー「手」のクラス、
セラピストとしてだけではなく、
人として心を強く、豊かにもつために、
大切な学びをたくさん得ることができました。

 

 

この記事を読んでくださった皆様は、

「ハートの声を聴いていますか?」
「ハートを表現していますか?」

 

(レポ:須崎千文)

エナジェティックリフレクソロジー「足」:クラスレポ

2018年12月13日 / BLOG

「足はその人の過去を表し、手は今を表現する。」

 

冒頭から、とっても興味深いフレーズでスタートした、
「エナジェティックリフレクソロジー:足」
クラス開催レポートをお送りします。

 

リフレクソロジーは、
足裏や手のひらと全身の特定部分がリフレクト(反射)しているという考えに基づき、
足や手を刺激することで、体の不調を整える療法です。

 

ポラリティセラピーでは、
リフレクソロジーをベースしながら、
足の裏を、
「その人が歩んできた過去が反映されている」
として捉えていきます。

 

 

講師のきょうこさんからは、
「今日は、自分の足跡(過去)をきれいに洗い流すと同時に、
過去を尊重して、それを土台にしながら、
こらからどんなステップで自分の人生を歩いていきたいか?
なんてことを考えながら過ごしてくださいね。」
とのメッセージがありました。

 

まずは、全員が輪になって、お互いの足に触れてみます。

赤ちゃんに触れる時のように、
やさしく、やさしく、触れてみます。

相手の足は、どんな感じ?
触れられた時に、自分はどんな風に感じる?
自分に問いかけながら丁寧に触れていきます。

足の裏を感じて、今どんな感じがしますか?
の問いかけに、

「足がにこにこ喜んでいる感じ」
「良い方向に変わっていくんだなーという感じ」
「今まで過去に縛られて生きてきた感じだけど、これからは気にしなくていいなという気持ち」
「やってきたことがゼロになった気がして、だからこそ何でも選択できる気がする」
「薄々感じていたけれど見ないことにしてきたことがあるな、と思った」
「足に電気が充電されて行きたいところに進んでいくんだな」
などなど・・・

足裏を触れて、感じることで、
皆さん本当に色々なことに気が付いたようです!

 

自分の足としっかり向き合った後は、
足裏の反射区図を使って、
足裏のどの部分が身体のどの部分に対応するかの講義です。

 

次に、きょうこさんのデモセッション。

 

 

★施術者はセッションの前に、しっかりと地面に立って、
自分から根っこがはえているようなイメージで地球とつながる感覚を持って・・
★最初にクライアントの方に触れる時は、赤ちゃんに触れるようにやさしく・・・
★足裏に触れながら、硬さや質感、詰まりなどを感じて・・・
★足裏の反射区と、身体の部位をつなげてみて、流れを感じて・・・
★施術者は自分の体勢が楽な位置ですることがとても大切・・・

など、セッションでのポイントの説明がありました。

 

 

いよいよ、実際にセッションの練習です。

セッション後の感想では、
「足を触ることであんなに早くゆるむんだ!」
「一生懸命ほぐそうとしてたけど、なんとかしようとしなくても、なんとかなるんだ!」
「触られることが心地よいんだ、と思う経験が今まではあまりなかったことに気づきました」
「足の大切さをやっと認識できました」
「足は本当にいろんなことを表しているんだと思いました!」

 

普段はあまりケアしたり、気にすることのない「足」ですが、
じっくりと向き合ってみることで、
本当にいろいろなことがわかってくるのですね。

 

 

クラスの中で、きょうこさんが伝えてくれた、セラピストとしての姿勢について。

「足の裏を通じて、クライアントさんが歩んでこられた物語を読み解くこと。
そして、その方の背景すべてを尊重して、
何ひとつ間違いはない、という姿勢でその方と出会うこと」
そんな風に人と出会えたら、
1回1回のセッションがとても素敵なものになりそうですね。

 

とても学びの多かった、エナジェティックリフレクソロジー「足」のクラス。

人生を歩む大切なパートナーとして、
もっと足を大事にしよう、
そんな風に思えるようになりました!

 

(レポ:須崎千文)

シベリアの旅を終え。。

2018年8月3日 / BLOG

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37969442_10212018143145767_1164306629684887552_nシベリアの旅を終えようとして。。7月29日 ー30日
今晩は パーシャ カリンカ宅にて 海外での滞在先では恒例の寿司パーティー vol 0. 、魚を食べなくなって7年目の私にお寿司のレシピがあるわけなく((お寿司どころか、、ほぼカレーしか作れません)) 、クックパッドを30回以上開き、こちらのスーパーで調達できる具材で可能なお寿司のメニューを考えます。少しドキドキしながら買い出しに出かけてきました。 そう。日本から来たならば 日本食を届ける一番よろこばれるメニューは餃子とお寿司でありマス。あとはお好み焼きも。だいたいお醤油と酢は調達できるのですが、困るのが味醂と料理酒です。この度はお土産で持っていって残った焼酎をお酒の代わりに、みりんはココナッツシュガーや白ワインなどで代用しました。次の日のランチは残った具材で手巻き寿司、みんなはこの食べ方が随分と気に入って、ベスト寿司ever had といってました。これからは巻くのはやめて、最初から手巻き寿司スタイルにしようと思います!キッチン台に具材とお米を置いて、回転寿司の反対版で、人々がライン状に移動しながら手巻き寿司を作りながら食べるという光景は、面白くて、一人で笑ってしまいました。 楽しいひと時、残りあとわずかのシベリア滞在に、思い残すことなし、といった具合です。
________________
昨晩から明けての今朝までエアシベリアチームはみんなエアバルーン(気球)を飛ばす 早朝の日出にて仕事に出かけていました。なのでお昼間の2時現在 いまはみんな眠り中。こちらは日の入りが晩の10時半ごろ、日の出は4時半頃 日の入りまで天候が良ければ彼らは荒野においてパラグライダーを教えています。すごいのは、アウトドアで常に吹きさらしの中での荒野での仕事、ものすごいタフです、いつでも活動開始できるように体調を整えながら、できる限りの時間を駆使して、楽しむための活動を行っていることや、いまは訪れている私のために、この街付近にある大自然をこよなく体験させようとしてくれています。もちろん、近くの大自然と言ってもスケールがとてつもなく大きく。。本当にびっくりすることの連続でした。朝起きて間が経たないうちに家を出て(5分以内に)気がついたらフェリー乗り場に、そして船に乗り洞窟のある崖に出かけたり、穴掘りリスたちの街を訪れたり、ある時は冒険のサポライズだから ということで行き先を聞かず、、3日分の洋服だけ持って、、と言われて出かけたら、ヨットでユーラシア大陸で一番大きな河 イェニセイ河を渡るということであったりしました。河を渡っていくセイリング、見た景色はナショナルジオグラフィックTVなどで見る壮大な手付かずの自然と大河、島の数々でした。天候により、彼らの予定は全て変更していきますから、前もってのプランは変更が予測されるので、ほぼ私には何も知らされません。 シベリアに到着して 友達のカリンカからの一言めは < are you ready for new emotion !??? > 。そう、新しい経験の準備はできてる?ではなく、新しい感情を持つ準備できてる!?  私はこのシベリアの3週間による旅で、大きなパーツの自分自身を 取り戻すことになりました。。

_____________________
私がこのシベリアを訪れた大切な目的であるアルタイを訪れる機会は、残念ながらこの度は得られませんでした・・きっと、まだ自分の準備が整えられていないのだろうと今では思います。今回のシベリア滞在の中で、どれだけ自分の身体を主に鍛え直さなくてはいけないか、思い知りました。。 なんとか一人で行けるかどうかを作戦を練りつつ、相談にものってもらっていたのだけれど、「アルタイに行きたい気持ちはわかるけれども、その前に行く場所があるから、まずそこに行こう」 と友達たちは言い、長距離の旅を私のために用意してくれていました。
そして彼らが予定していた 旅程 Mt Sayan サーヤンマウンテン、  Arzhan アルジャン Tuva ティヴァ  Hakashia ハカシアを順に回ることに、、 、、どれもものすごく特別で神聖な土地で、訪れるばかりに驚きとものすごい経験の連続で、腑に落ちるばかりでした。走る距離はきっと2500KMくらい。ただ、どうしてアルタイへの旅は完了させたいと思っていることを無言の中察してくれ、友達たちが、ハカシアからの帰り道の最後に来年必ずアルタイに行こう、といってくれました。ここから距離にして1000KM以上離れている場所です・・そして<村人たちを訪ねるとこから始めようと。>と。。。。私は日本の古代の原型があるかもしれない、シベリアに残る現在に生きる本質的な働きをされているシャーマンと直に話し合い、現在の状況の中で協力し合えることがないかを模索したいという意向があり、そのための出会いも模索しながら、シベリアに訪れていました、ブータンは無鉄砲な訪れ方ではあったけれども、昔の日本の良さや仏教国の原型を垣間見ることができ、その後の日本人の方々へのセッションやワークショップに活かすことが出来ました。また偶然が重なり出会いに恵まれ、一つ一つコマをつなぎ合わせているところでした。 ブータンは英語が通じますので言葉で不自由を感じることはまずありませんでした。全く言葉の違う広大なシベリアにおいては個人的な内側の探求、同行してくれる友達たちがいてくれて、この夢を追う旅が続けて入られます。目標はあり、できる限りの努力はするけれども、道が開ける方法は常に自分の思い描いているものとは程遠いように発生していくことが常ではあります。この旅がどのように解けて、展開していくんだろう。。。。作戦を練ること、待つということ ゆだねること、道を探ること、などが旅の醍醐味であったりします。どちら方向へもハンドルを切り、ギアを入れ替えれる状態に自分を保っておく必要があります。ニュートラルのギアに毎日入れ直し、リセットし、旅の意図をまたリスニングしながら、丁寧に360度に視野を広げて行きます。この全てのプロセスがポラリティセラピー のセッションには必要なスキルになっているんだなぁと、、、改めて思いました。

アルタイへは残念ながらに向かうことができませんでしたが、そのすぐ隣にある地区がTuvaです、Tuva 共和国もアルタイに並ぶシャーマニズムの中心的な地区です、アルタイほど観光地化されておらず、より濃いい状態で古代の流れが鮮やかに残っていると言われている場所だそうです。((と言ってもアメリカや日本などの聖地の開発には比べることができないほどまだ素朴な状態ではあるようです。。) そこをまず訪れる必要があるから、と友達たちはいい、アルタイへ戻る前に、そのtuvaにある古墳に行く方がいい。、ということで、2600年前にできたであろうというその円形に囲われた場所に連れて行ってもらいました。そこに葬られていたミイラは王女と王がともにものすごい宝石、金でできたものとともに見つけられたそうです、。遺体は近くにある博物館に全て保管されているらしいです。アルタイのウコクの王女は永久凍土の中から偶然見つかってしまったけれども、こちらの二人は見つかるのは非常に珍しい事象ではないのでしょう、、ミイラがもうその土地に眠っていなくても何も災いはないのかもしれないなぁと思いを馳せました・。そしてどこからどう見ても荒野と広野であるその土地がかつてこのような王が君臨し、街が栄えた形跡は全く伺えない場所になぜそのようなものすごいたくさんの量の金の宝石をまとった王族を埋葬したのか、その王たちはどこに暮らしていた人たちなのか、、と聞いてみたら、、ノマディックな人たちの王族 ということでした、ノマディック、移動し続ける人たち、定住しない人たちの王たちが埋葬を願う場所ならば、よほどに何か意味ある土地なのだろうと。。思いました。昔に作られた形にのっとって再現された円形に積まれた石、北の方向を指し示すための印になる三角の石 その北の延長線上に人が集まるための8角形の建物が建てられていました。一頻りにお祈りをし終わったら、移動です、そろそろ辺りが暗くなって来ていたので宿に向かいました。その日はモンゴルのゲルに似た建物、伝統的な家屋形式のユルタで宿をとるとのことでした。tuvaの中心的場所へ向かいます。

Tuva中心地ではトルコからシベリア一帯まで、西ヨーロッパロシア全域におけるシャーマニック連合のリーダーに選出された方にお会いして来ました。。非常に深い学びがありました。日本にそのシャーマニズムを持ち帰り神道ともう一度繋げ合わせて広めるようにとその長の方が強くおっしゃられたのですが、、個人的に本質的な働きのベクトルの軸が違うことを見受けて、丁寧にお断りしてその場を去りました。まずその方にお会いして、現在のtuvaの状況を垣間見たような気がします。。
この旅を全て手配してくれている友達たちのうちの一人 ジェーナちゃんはシベリア一帯の聖地とシャーマニズムを探求する旅をすでに何年も続けていてたくさんの経験があることを初めて明かしてくれました。なのでこんなに離れた土地の色々なところの聖地や土地の波動に詳しいのかが至極納得し、またその長のような人との出会いで私が落ち込まないでいて欲しいと心配していましたが、旅においては、神々しい経験も忘れがたく大切ですが、リアリティを追う旅において、失敗に満ちた経験はとてつもなく大切な経験になります、そしてその長の方の様子により、何よりも現実を知ること、現況を知ることができ、それは何よりもの糧になりました。ニュートラリティを逞しくしていくための大切な出会いでした。その長の方へメッセージをお送りいたしましたし、数年後またお会いした時どのようになっておられるだろうか、楽しみにしようと思っています。彼らのコミュニティの建物を出た頃から体調を一旦崩し始めて、どうなるかなぁ、と思ったのですが、tuvaの後にはHakashia が待っています。。
何万年も前の壁画が残っているところです、この旅を全て用意し、段取りし、運んでくれている友達カリンカ率いるエアシベリアチームのボスであるパーシャさんは大らかな心を持ち、パートナーであるカリンカの友達である私を仲間のように受け入れ、すべての旅をホールドしてくれています、そのパーシャさんが心配そうに、まだこれからハカシアでたくさんの見せたい場所があるのに、見せれるかどうか心配だ、、とこぼしていました、、その言葉を聞いた時には、何としても後数時間で体力を戻さねばっと、思ったものでした、、熱が上がったり下がったり、身体の節々が痛かったり喉が痛くなったり、ずっと車での移動です、。トヨタハイエースの後部座席が寝心地の良いベッドにしつらえてあります。もうふらふらヘロヘロになりながらとにかく移動時間の全てを寝ることに費やし、次の朝めがさめたら、荒野の真ん中 花畑で道もないようなところで目が覚めました、ありがたいことに体の痛は一つももありませんでした。身体も軽く本日にフルパワーで臨めそうでした。ホッ・・ 車を止めて野営を張った場所は昔住んでいた人たちのきっとお墓であった印が残っている場所で、たくさんの種類の野草の花が咲く野原です。川がすぐそばに流れていて、川の傍に沿って木々が生えていました。昨日の体の痛みや辛さは大地がスッと吸い取ってくれたような、また生命力を送り込んでくれたような感覚を直に受けました。もちろん、日本でお守りいただいている竹中先生、アメリカからサポートくださる師匠にも感謝をしながら迎えた朝でした。

Hakashia で訪れた聖地は同じ方角に土地が隆起した模様が残っているところでした、、、素晴らしい波動の風が吹く場所。。。。。。。そしてアメリカ大陸にあるHopi族の土地を訪れた時に見せてもらった壁画にもにたような壁画の場所に連れて行ってもらいました、不思議に隆起した、まるで人工的にでも作られた城壁跡が思い浮かぶ赤い岩肌の丘の数々、赤い岩肌のその場所で久しぶりに私は安心して岩を登ればいいよ、という感触が岩肌から聞こえて来たような不思議な感覚がありました。。この時にハッとしました。。。 シベリアに到着して以来、毎日が新しいアクティビティの連続です、ちょっとひと歩き、と言っても5、6kmはゆうに歩き、ロッククライミングにセイリング(ヨット)、モーターバイクで猛スピード(ロシア人のスピードです) 、パラグライディングにケイビング(洞窟に潜っていく)毎日の予定を聞かずに様々なアクティビティが目の前にやって来ます、一緒にいるのはカリンカ、パーシャ、ジェーナ チーム. エアシベリアです、彼らは エキストリームスポーツのエキスパートです、最もサポーティブな人たちであり、そして言い方を変えれば、とってもずば抜けている人たちでもあります。風も波も雪も扱います。シベリアに到着してすぐにカリンカが「Are you ready for new emotion ? 」といったことを思い出しました。一つ一つのアクティビティの中で、どんどんどんどん自分の中の恐怖が溶けて行きました。。普段では行わないような飛び抜けたアウトドアでのアクティビティ、普段の生活の中でのカンフォートゾーンでは絶対に触れることができない無意識に体にためていた恐怖、カリンカはとても感受性が研ぎ澄まされた人です。トレッキングの時に私の鈍臭い体の使い方を見て、体が平行にどこか繋がっていないみたいだったけど、毎日の新しい岩登りの中でどんどん私の体が自由にコーディネートされ治されていくのを見て、すごく喜んでくれました.

Hakashiyaの赤い岩肌を登ったり降りたりしているときに、岩が支えてくれるから心配することないよ、と囁いてくれたような気がしたその時、フラッシュバックしたように、アルタイの病院の集中治療室が見え、それ以来繰り返し見ていた自分自身の右半身が麻痺する夢、目が覚めた跡も数秒間続く麻痺感覚を思い出しました。。。私の中に知らないうちに宿った恐怖、七年前にアルタイに来た時からのものだったのかもしれません。
自分は体力がある方と思っていたのですが、この旅を通じて、、何か大切なものが奥の方から蘇ったような経験をしました、、。

そして 胸の痛みをずっと持ちながら今も仕事しているのですが、シベリアに入って以来、胸腺のあたりに何か湖のようなものを感じていたのですが、その湖の現実版みたいな湖にも出会うことになりました。それは
arzhanを訪れる前日に訪れたMt Sayan….
この場所は今まで訪れた場所の中で、最も美しく、表現するにも言葉が詰まってしまいますが、梺から5時間ほどトレッキングして山の頂きの麓に湖がある美しい秘境です。
一泊分の用意を持って一日かけてトレッキングして目的に向かいます。後ほど聞くと、5時間ほどのトレッキングでしたが、なかなかへこたれるトレッキングでした。 道中の景色はもう、目をそこに落として行きたいくらい美しいもので、この道を歩くだけでもういいじゃないかと思うほどの花畑、小川の美しさがありました、、がしかし、、、、、目的地にたどり着くと、そこには広がった景色は、、

目を奪うばかりの美しい湖と山々の尾根、、。ツンドラ気候、岩の上に自然にできた盆栽のようなミニサイズの松の木と草花、雪解けの美味しい水はどこからでもくめます。度を超えた美しさ、、今でも目を閉じるとその光景が瞼に映ります。尊厳のある清らかさの鎮められ落ち着き、全てが
純化されたような美しさの際立つ場所でした。。よく本当にこんなところに連れて来てくれたなぁと感動しました。。秘境の聖地。

瞑想の教えの中で、私たちが遂にたどり着きたい場所は<本当の家、サッチカーン 光のみの場所>と言われていて、その場所の一つ手前にある場所にマンサロバ、神の甘露で作られた湖に沐浴し、魂を浄化する という状態を瞑想で味わうといいます。Mt sayamの山頂の麓にある隠された湖で沐浴し、その景色のなかに自分の身体を溶け込ませたとき、この地球の底なしの美しさを細胞の一つ一つに味あわせていただいたようなそんな思いです。目と目の間にある第三の目は超自我の中心となりますが、人間として生まれてきて心のその中心的な場所はハートチャクラかもしれません、無条件の愛情をやりとりするところであり、コミュニケーションの中心です。平和で穏やかで調和に満ち溢れた 鎮静された水面は上に広がる空を取り込み、美しいリフレクションを映し出します。人間が増えるとどうしてもネガティブな波動やひずみが生まれてしまうことが多く、また動物も弱肉強食となり、強いものが勝ち、生態系が守られることもあるこの世の中です、しかし、自分の神経を何につなげるかをもし、人間は意識的にコントロールすることができるのであれば、ひずみを解く鍵はあるのかもしれません。。

シャーマニズムの探求をポラリティセラピー に従事しながら続けて来ました、見えない世界を信じる、信じないということが思考の焦点になることは私の中ではあまりなく、心の領域は目に見える世界だけでは消化しきることも理解することも把握することも難しいことを感じながらセラピーを運んで来ました。ストーン博士は世界各国の古代のヒーリングそして、神智学、スーフィズム にとても精通され、最終的にはSant Mat 光と音の瞑想に行き着かれ、ポラリティセラピー を大成されました、また、大自然の中に入ってたくさんのことを学ばれたと書いておられます、。私はストーン博士の足跡を辿りたいと待ちに待ちながら、8年前にインド デリー、クリパールアシュラムにおいてMaster Rajinder の元、Sant Matの道に入り、内なる光と音の瞑想を始めることが出来ました。 そしてこの旅を通じて、手つかずの自然、野生の残る場所に身を置くことを通じ大自然から直接学ぶ経験を深めることを始めれたようなそんな気がします。やっとスタート地点に立ったような、そんな気持ちです。

たまたまですが、ジェーナちゃんのお母さんがマッサージスクールを営まれています。こちらでお世話になった皆さん、カリンカ、パーシャ、ジェーナ ジェーナのお母さん、隣に住むアンドレイさん(映画を作る方らしく、スクールプロモーションビデオを作ってもらいました。真夜中の撮影で目が真っ赤っかで、、メイクも衣装も全てロシア式なのでとても面白いです。転んでもタダでは起きないやっちゃと和尚さまに言われますが、本当にその通りですね、笑)) にお礼を兼ねてセッションをマッサージスクールでさせていただきました。というところ大変に興味を持たれ、来年からそのスクールにてポラリティのAPPを教えさせていただくことになりました。そう英語で教えながら ロシア語に翻訳されていくというクラスになります。 さてさてどうなるやら。。。 準備を一つ一つしていくのもとても楽しみなプロジェクトです。

滞在中の シベリア クラスノヤラスク、イェニセイ河のほとりにある美しい街、まるで何年も住んでいるかのようにも思うほどに居心地の良い場所、ガラス張りバルコニー寝室もあしたでお別れです。明日の早朝には気球に乗してくれるということで、天候がよければ朝焼けのイェニセイ河の上空からの様子を皆さんにお届けれできればと思います。明日は気球に乗って、その後に空港に向かい、私はそこから飛行機の乗ります。。。2種類の飛行手段を経験する一日はそう一生に一度と思いますので、楽しみにしたいと思います。 さぁ、友達との別れはちょっと寂しいけれど、心のつながりは物質的距離を超え、また次会う時を楽しみにしながら、日本に戻ってみなさんに会えることを楽しみにしています。

長々とお付き合いただきここまで読んでくださった皆さま ありがとうございます。。
この7月は日本は天候がひどく荒れていたと聞きました。遠くにおり、何のお役にも立てませんでした。。
皆様ご自身、ご家族、ご友人、皆様の無事をどこの場所からもお祈りしています・・・・・・

ポラリティセラピー スクール オブ ジャパン
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TEL:078-200-5126
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